今週の編集長一押し記事

【社長さんいらっしゃ~い!】焼き鳥の香りと共に 開業支援一筋 40年

今回の「社長さん いらっしゃ~い!」は、「やきとり大吉」の赤い看板でおなじみ、「ダイキチシステム」(大阪市中央区)代表取締役社長の牟田稔さん(60)です。

やきとり大吉

個性豊かに 700店舗
居心地良い カウンター接客

社長
ダイキチシステム代表取締役社長 牟田稔さん(60)
「熱意ある店主さんに幸せになってもらうことが私の目標!」

大西 あの赤い看板を見ると、ビールと焼き鳥が恋しくなります。
牟田社長 ありがとうございます。私も焼き鳥が大好きで、これまで10万本は食べています(笑)!「やきとり大吉」は全国に約700店舗あり、全て直営ではなく、各店の店主さんが生業にされています。オーナー夫婦による家族経営が多く、店舗によって味の個性もあるんですよ。
大西 例えば?
牟田社長 人気のつくねは13種類の材料で作る決まりですが、そこから店主さんはよりおいしくなる工夫をします。材料の刻み方、こね方、焼き方。なので「うちのつくねが一番旨い!」と胸を張る店主さんの多いこと!
大西 食べ比べたいですね! こんな事言っていいのか、お店がこぢんまりとして居心地が良いです。
牟田社長 それも「大吉」流です。店舗は10坪20席が標準。これが家族経営に適した規模です。カウンターでのお客さんとの距離は60センチ、遠くても3メートル。お客さんも店主の人柄を感じられる距離です。
大西 会社の成り立ちを教えてください。
牟田社長 創業者で現名誉会長の辻成晃が1977年に独立開業を支援する会社を始めました。当時は寿司店やスナックもありましたが、焼き鳥店が一番人気でした。日本人は有史以来、鶏を食してきたからでしょうか(笑)。
大西 なるほど。
牟田社長 鶏肉は各店舗で地元の鶏肉店からその日必要な分だけ仕入れます。肉を余らせる無駄がないですし、何より鮮度がいい。これは工場から冷凍調理されたものが運ばれてくるチェーン店と一番違うところです。

10坪20席の店内では店主とお客さんが心地よい距離感
10坪20席の店内では店主とお客さんが心地よい距離感

“ひと味違う” フランチャイズ経営を

おいしい入れ方をマスターしたビールもかかせません
おいしい入れ方をマスターしたビールもかかせません

大西 そんな焼き鳥に魅せられ、ダイキチシステムに入社を?
牟田社長 入社したのは飲料メーカーのサントリーです。ビールの営業でダイキチシステムの担当になったのが縁で2001年にサントリーから出向し、4年後には退職して転籍していました。さらに3年後、社長に就任、今に至ります。
大西 営業担当の頃から社長の後任に見込まれていたのですね。
牟田社長 たまたまです。「なぜ大吉のビールはサントリー?」とよく聞かれますが答えは単純、私がサントリー出身だから(笑)。
大西 なるほど!
牟田社長 だからビールにはうるさいです。店主さんにはビール工場で一番おいしい入れ方を学んでもらうんですよ。
大西 とはいえフランチャイズ経営も今、大変では?
牟田社長 開店時に150万円の加盟金はいるものの、毎月3万円のロイヤリティーと会社が用意した店舗の使用料約10万円等を支払うだけ。ほとんどの店主さんは数年で資金が貯まり店舗を買い取られます。最近は女性の店主希望者も増えてきました。
大西 頑張った分が直接もうけとなり、結果、一国一城の主に。夢がありますね!
牟田社長 今年からは加盟金ゼロで、お金はないけど熱意ある若い店主さんをサポートしています。開業支援一筋、40年。やる気のある店主さんが1人でも多く成功し、地域のお客さんに愛され、幸せになってもらうことが目標なんです。

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